昨今の年金問題や自己責任時代の到来によって、不動産投資は大いに注目を集めております。非常に優れた投資商品の一つである不動産も、売り手と買い手の情報の非対称性や、過去のバブル期のイメージから「不動産投資=リスク」が高い商品だと思われている人々が非常に多いという側面もあります。その要因のひとつとして、メリット・デメリットが十分に伝わっていない事が挙げられます。
不動産投資は「誰が、いつ、どういった」内容で運用していくのかにより、十人十色、無限のパターンが存在し、さらに長期の資産運用になるため、途中で起こり得る様々な変数を織り込める「簡易で、柔軟な、高精度シミュレーター」が必要不可欠だと考え「PORT」の構想に至りました。不動産はこの世に同じものは二つとしてなく、一人ひとりのオンリーワンの運用をしっかりと可視化出来るようにし、適切なアフターサポートが出来るとより良い投資商品になっていくことと思います。
弊社のチームメンバーは、私をはじめエンジニアに至るまで、メンバーの多くが不動産業界出身者であり、マンションオーナーです。故にPORTは独善的なITサービスではなく、オフラインで不動産会社様、オーナー様へのヒアリングやインタビューを重ね、ドラスティックに変化する市況の中でも、常に鳥の目、虫の目を持ち、営業マン・オーナー様と共に日々成長を続けております。
創業当時は投資用マンションの営業活動に適した高精度シミュレーターの業界浸透をファーストミッションとして位置付けておりましたが、次なるステージでは不動産業界だけではなく、金融・保険業界にも領域を広げ、資産形成・運用の根幹となるライフプランの設計をはじめとした、あらゆる金融商品を統合的に管理することが出来るサービスのご提供を目指し様々な業界の基盤形成に貢献していけたらと考えております。
不動産投資は多くの人々に安心と幸せをもたらすものであってほしい、という願い。
この思いをPORTを通して叶えていけるように着実に歩みを進めてまいります。